明治日本のローカル・アントレプレナー : 旧長州藩士が担った地方の産業化と近代企業の創成
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書誌事項
明治日本のローカル・アントレプレナー : 旧長州藩士が担った地方の産業化と近代企業の創成
九州大学出版会, 2024.2
- タイトル別名
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明治日本のローカルアントレプレナー : 旧長州藩士が担った地方の産業化と近代企業の創成
- タイトル読み
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メイジ ニホン ノ ローカル アントレプレナー : キュウ チョウシュウ ハンシ ガ ニナッタ チホウ ノ サンギョウカ ト キンダイ キギョウ ノ ソウセイ
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注記
博士学位請求論文「明治期山口県域における近代産業の勃興と地方起業家」(山口大学, 2017年) を骨格としたもの
笠井順八年譜: p284-287
豊永長吉年譜: p288-292
参考文献: p[293]-310
収録内容
- 序章
- 近代移行期から明治中期における山口県経済の動向と企業勃興
- 明治前半期の山口県域における士族授産企業の設立と展開
- 旧長州藩士笠井順八の企業家活動
- 明治期地方企業家の成長と事業展開
- 日本舎密製造会社の事業展開
- 第百十国立銀行の創業と地域金融の展開
- 近代企業の創成と持続的成長へと導いた経営者の役割
- 終章
内容説明・目次
内容説明
近代の出発点となった明治維新において倒幕の主体となった旧長州藩士にとっても、新時代への対応は戸惑いと試行錯誤の連続であった。やがて彼らの中から地域振興の経済主体となる地方企業家(ローカル・アントレプレナー)があらわれ、近代企業を創成していった。小野田セメントを創業し、銀行や鉄道の経営にも参画した笠井順八。創成期にあった化学工業に進出した豊永長吉。長州・山口をフィールドに、近代産業の担い手となった地方企業家の果たした役割に注目し、明治期における産業化の過程を検証する。
目次
- 序章
- 第1章 近代移行期から明治中期における山口県経済の動向と企業勃興
- 第2章 明治前半期の山口県域における士族授産企業の設立と展開
- 第3章 旧長州藩士笠井順八の企業家活動―小野田セメントの創業と地域経済への関与
- 第4章 明治期地方企業家の成長と事業展開―旧長府藩士豊永長吉を事例として
- 第5章 日本舎密製造会社の事業展開
- 第6章 第百十国立銀行の創業と地域金融の展開
- 補論 近代企業の創成と持続的成長へと導いた経営者の役割―戦前期の小野田セメントを事例として
- 終章
- 巻末資料
「BOOKデータベース」 より