精神の場所 : ベルクソンとフランス・スピリチュアリスム

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精神の場所 : ベルクソンとフランス・スピリチュアリスム

杉山直樹著

青土社, 2024.2

タイトル別名

Les lieux de l'esprit : Bergson et le spiritualisme français

精神の場所 : ベルクソンとフランススピリチュアリスム

タイトル読み

セイシン ノ バショ : ベルクソン ト フランス・スピリチュアリスム

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注記

参考文献: 巻末pix-xii

収録内容

  • 思考と動くもの
  • J・S・ミルとフランス・スピリチュアリスム
  • ラシュリエと「フランス・イデアリスム」の形成
  • 精神の場所
  • 自発性を飼い馴らす
  • ベルクソンにおける行為と認識
  • スピノザとベルクソン
  • フッサールとベルクソン

内容説明・目次

内容説明

20世紀の思想に大きな影響を与えた哲学者が展開した、圧巻の生の哲学。自由なる「精神」の実在を説く「フランス・スピリチュアリスム」の潮流のただ中にありながらも、ベルクソンは従来の概念を組み換え、問題をずらし、独特の思想へと進んでいく。彼が擁護する「精神」、そしてその「自由」とは何か。ベルクソンは「精神」にいかなる「場所」を与えたのか。19世紀以後のフランス哲学の展開を背景にしての読解、そしてさまざまな哲学者との対話を通じて、ベルクソン哲学の隠された相貌を新たに描き出す。

目次

  • 1 フランス・スピリチュアリスムの諸相(思考と動くもの―ラヴェッソンとベルクソン;J.S.ミルとフランス・スピリチュアリスム;ラシュリエと「フランス・イデアリスム」の形成)
  • 2 ベルクソン的「精神」とその場所(精神の場所―エピステモロジーとスピリチュアリスムとの間で;自発性を飼い馴らす;ベルクソンにおける行為と認識―一つの素描)
  • 3 さらなる展開のために(スピノザとベルクソン―“実在の思惟”をめぐって;フッサールとベルクソン―二つの「幾何学の起源」)

「BOOKデータベース」 より

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