ずっと、ずっと帰りを待っていました : 「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡

書誌事項

ずっと、ずっと帰りを待っていました : 「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡

浜田哲二, 浜田律子著

新潮社, 2024.2

タイトル別名

ずっとずっと帰りを待っていました : 沖縄戦指揮官と遺族の往復書簡

タイトル読み

ズット ズット カエリ オ マッテ イマシタ : オキナワセン シキカン ト イゾク ノ オウフク ショカン

注記

主要参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

「恥ずべきことは、自分が生き延びたこと」沖縄戦で、米軍から陣地奪還を果たした大隊があった。奮戦むなしく兵士の約9割は戦死。24歳の指揮官・伊東孝一は終戦直後から部下の遺族に宛てて「詫び状」を送り続ける。時は流れ、伊東から「遺族からの返信」の束を託されたジャーナリスト夫婦が、“送り主”へ手紙を返還するなかで目撃したものとは―。

目次

  • プロローグ―伊東大隊長への手紙
  • 第1章 戦いは強固な陣地づくりから―沖縄上陸と戦闘準備(一九四四年夏〜四五年四月中旬)
  • 第2章 陣地なき戦い―緒戦、西原・小波津の戦闘(一九四五年四月末)
  • 第3章 噛み合わない作戦指令―首里近郊一四六高地の戦闘(一九四五年五月初旬)
  • 第4章 死闘、また死闘―棚原高地の奪還作戦(一九四五年五月五〜七日)
  • 第5章 玉砕を覚悟―首里司令部近郊の守備〜南部撤退(一九四五年五月中旬〜五月末)
  • 第6章 最後の防衛線―糸満・国吉台の戦闘(一九四五年六月中旬)
  • 第7章 武装解除までの消耗戦―糸満・照屋の戦闘(一九四五年六月〜八月末)
  • エピローグ―奇跡の帰還

「BOOKデータベース」 より

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