いま語るべき日中戦争 : 民衆の視点による歴史認識の日中共同研究
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いま語るべき日中戦争 : 民衆の視点による歴史認識の日中共同研究
同時代社, 2024.2
- タイトル別名
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日中戦争 : いま語るべき : 民衆の視点による歴史認識の日中共同研究
- タイトル読み
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イマ カタルベキ ニッチュウ センソウ : ミンシュウ ノ シテン ニ ヨル レキシ ニンシキ ノ ニッチュウ キョウドウ ケンキュウ
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注記
文献あり
収録内容
- 研究会発足の経緯と今後の課題 / 植田渥雄著
- 日中口述歴史・文化研究会の一五年 / 李素楨著
- 中国大陸に生きた波瀾万丈の半生 / 橋口傑述 ; 田剛, 李素楨, 森彪ほかインタビュー
- 「満洲開拓団」の体験 / 桜井規順著 ; 李素楨, 田剛インタビュー
- 七三一部隊少年隊員の体験 / 清水英男著
- 三光作戦調査会と河北省北坦村との交流について / 中川寿子著
- 日本軍による「糧秣作戦」と敗戦直後の日本軍「山西残留」 / 山下正男述 ; 李素楨インタビュー
- 日本兵による略奪と暴行 / 豊喜成述 ; 李素楨, 李克倹インタビュー ; 劉紅訳
- 日本軍波八六〇四部隊の細菌戦犯罪 / 呉軍捷著 ; 郭寧訳
- 軍医たちの生体解剖実験 / 張暁剛著 ; 孫妍訳
- 日本軍五一三部隊における口述証言の調査と研究 / 李素楨, 田剛, 森彪ほか著
- 日本軍「慰安婦」の歴史の再構成 / 蘇智良著 ; 周潯輝訳
- 移民による日本の中国侵略 / 瀋海濤著
- 「軍事郵便」が語る陸軍兵士の戦時意識 / 片山兵衛著
- 帝国のまなざし / 李雨菲著
- 「加害の史実」展示をめぐる一逆流 / 原文夫著
- 歴史認識雑感 / 須藤正親著
内容説明・目次
内容説明
日本と中国の戦争体験者が語る「加害と被害」の歴史を記録し、受け継いでいくこと、それは両国の民衆間における共通史観を模索する作業であった。教科書には載っていない「なまの記憶」を掘り起こした研究成果。
目次
- 序章 日中口述歴史・文化研究会の歩み（研究会発足の経緯と今後の課題；日中口述歴史・文化研究会の一五年）
- 第１章 口述歴史体験編（中国大陸に生きた波瀾万丈の半生―満蒙開拓義勇軍から関東軍、謝文東軍を経て人民解放軍へ；「満洲開拓団」の体験―一〇歳の少年が得たもの ほか）
- 第２章 口述歴史研究編（日本軍波八六〇四部隊の細菌戦犯罪―「東洋のアウシュビッツ」広州南石頭難民収容所；軍医たちの生体解剖実験―元陸軍軍医・湯浅謙の思いがけない告白 ほか）
- 第３章 日中文化研究編（帝国のまなざし―満洲映画における旅の視点とプレイスメイキング；「加害の史実」展示をめぐる一逆流―飯田市平和祈念館で起きていること；歴史認識雑感―被害と加害と）
「BOOKデータベース」 より
