福島第一原発事故の「真実」
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福島第一原発事故の「真実」
(講談社文庫, え35-2)
講談社, 2024.2
- 検証編
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フクシマ ダイイチ ゲンパツ ジコ ノ シンジツ
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Note
2021年2月刊行『福島第一原発事故の「真実」』所収「第2部 検証 事故はなぜ起きたのか? 本当に防ぐことはできなかったのか?」をもとに加筆・修正
Description and Table of Contents
Description
日本を救ったとされる、吉田所長ら東電作業員たちの決死の復旧作業だが、本当に事故の進展を食い止めたのだろうか?13年にわたって1500人以上を取材して判明した真実は、想像を絶するものだった。危機を救ったと思われた海水注入は原子炉に殆ど届かず、失敗と思われた作業で最悪の事態が免れていた。
Table of Contents
- 第1章 なぜイソコン停止は見過ごされたのか?
- 第2章 なぜイソコンは40年間動いていなかったのか?
- 第3章 歴史から学ぶアメリカ、学ばない日本
- 第4章 ベントはなぜかくも遅れたのか?
- 第5章 吉田所長が遺した「謎の言葉」ベントは本当に成功したのか?
- 第6章 冷却の死角
- 第7章 1号機 届かなかった海水注入
- 第8章 検証 東電テレビ会議AIが解き明かす吉田所長の「極限の疲労」
- 第9章 巨大津波への備えは本当にできなかったのか?
- 第10章 緊急時の減圧装置が働かなかったのはなぜか?
- 第11章 吉田たちを追い詰めた「2号機」の原子炉で起きていた“想定外の事態”
- 第12章 最悪を免れたはずの3号機原子炉で起きていたもうひとつの“想定外の事態”
- 第13章 残された最大の謎 1号機はなぜ破壊を免れたのか?
- エピローグ 途上の「真実」
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