Bibliographic Information

国境を越える日本アナーキズム : 19世紀末から20世紀半ばまで

田中ひかる編 ; 田中ひかる [ほか] 執筆

水声社, 2024.2

Other Title

国境を越える日本アナーキズム : 一九世紀末から二〇世紀半ばまで

Anarchism

Title Transcription

コッキョウ オ コエル ニホン アナーキズム : 19セイキマツ カラ 20セイキ ナカバ マデ

Available at  / 34 libraries

Note

その他の執筆者: 後藤彰信, 山本健三, 小野容照, 森元斎

JSPS科研費15K12818、20H01194、21K00892の研究成果の一部

Contents of Works

  • 日本のアナーキストによる国境を越えたつながり. 1 一九世紀末から大逆事件まで / 田中ひかる [執筆]
  • 日本のアナーキストによる国境を越えたつながり. 2 東アジアの連帯 / 田中ひかる [執筆]
  • 日本アナーキズムにおけるインターナショナリズムと延島英一 / 後藤彰信 [執筆]
  • 徴兵忌避者のグローバル・アナーキズム / 山本健三 [執筆]
  • 植民地朝鮮におけるアナーキズム伝播 / 小野容照 [執筆]
  • 石川三四郎における地球の思考 / 森元斎 [執筆]
  • 第二次世界大戦後の日本における国境を越えるアナーキストたち / 田中ひかる [執筆]

Description and Table of Contents

Description

日本アナーキズム史の再検討。幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収した朝鮮共産主義者、世界へ発信し続けた延島英一、反戦平和運動と連帯する日本アナキスト連盟…。国境を飛び越えたアナーキーな実践例から日本におけるアナーキズムを捉え直す。

Table of Contents

  • 第1部 日本と世界とのつながり―一九世紀末から一九三〇年代まで(日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(一)―一九世紀末から大逆事件まで;日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(二)―東アジアの連帯;日本アナーキズムにおけるインターナショナリズムと延島英一;徴兵忌避者のグローバル・アナーキズム―ニコライ・ペトロフ=パヴロフの函館と大連における活動とその意義)
  • 第2部 日本から世界へ、世界から日本へ(植民地朝鮮におけるアナーキズム伝播―朝鮮共産主義運動と大杉栄;石川三四郎における地球の思考―ヨーロッパ滞在から土民生活へ;第二次世界大戦後の日本における国境を越えるアナーキストたち―WRI(戦争抵抗者インターナショナル)と山鹿泰治らとの交流に焦点を当てて)

by "BOOK database"

Details

Page Top