戦場に忘れられた人々 : 人種とジェンダーの大戦史

書誌事項

戦場に忘れられた人々 : 人種とジェンダーの大戦史

松本悠子著

京都大学学術出版会, 2024.2

タイトル読み

センジョウ ニ ワスレラレタ ヒトビト : ジンシュ ト ジェンダー ノ タイセンシ

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注記

索引: p325-330

収録内容

  • 軍隊と人種
  • 戦争と労働
  • 人種とジェンダーの交差
  • 越境する人種主義 -- セクシュアリティをめぐって
  • 象徴としての平等性 -- 戦死者を悼む

内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦、言葉も肌の色も異なる人々が世界中からヨーロッパ戦線に集まった。るつぼの中、語られることなく歴史から抜け落ちていった女性たち、黒人兵たち、「原住民」労働者たち、そして遺体がさらされたままの無名の人々。記憶からも追憶からも置き去りにされた―砲撃がかき消した人々の声に耳を澄ます、戦場の社会史。

目次

  • 第1章 軍隊と人種(「白人の名誉」;「黒い戦力」 ほか)
  • 第2章 戦争と労働(戦場の労働―戦いを支える;フランスにおける労働力―「外国人」・「原住民」 ほか)
  • 第3章 人種とジェンダーの交差(戦場のジェンダー規範―「純潔」をめぐって;「白人」女性と植民地兵及び「原住民」労働者との出会い ほか)
  • 第4章 越境する人種主義―セクシュアリティをめぐって(ドイツ軍の侵攻占領と戦争プロパガンダ;ドイツの情報戦と人種認識 ほか)
  • 第5章 象徴としての平等性―戦死者を悼む(埋葬と追悼;象徴としての平等性 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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