流されながら抵抗する社会運動 : 鶴見俊輔『日常的思想の可能性』を読み直す

書誌事項

流されながら抵抗する社会運動 : 鶴見俊輔『日常的思想の可能性』を読み直す

松井隆志著

(いま読む!名著)

現代書館, 2024.2

タイトル別名

流されながら抵抗する社会運動 : 鶴見俊輔日常的思想の可能性を読み直す

タイトル読み

ナガサレナガラ テイコウ スル シャカイ ウンドウ : ツルミ シュンスケ ニチジョウテキ シソウ ノ カノウセイ オ ヨミナオス

大学図書館所蔵 件 / 35

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p209-214

読書案内: p215-217

内容説明・目次

内容説明

一億総「前向き」社会の中、「後ろ向き」のまま、社会を変えるための運動に携わることは可能なのか。知の巨人・鶴見俊輔を、今改めて、社会運動論として読む。

目次

  • 序章 なぜ「鶴見俊輔と社会運動」なのか
  • 第1章 一九六〇年代と「市民運動」(出発点:アメリカ留学とプラグマティズム;一九六〇年代前史:「思想の科学」;六〇年安保と「声なき声の会」;ベ平連;一九七〇年代以降をどう見るか)
  • 第2章 『日常的思想の可能性』を読む(プラグマティズムによる社会運動論:『限界芸術論』との対比から;「言葉」を通した日本社会批判;集団の組み方;社会運動のための知恵)
  • 第3章 鶴見俊輔を位置づける(丸山真男からの批判;補助線としての「ベ平連」;小田実との差異;吉本隆明との接点)
  • 第4章 流されながら社会に関わる(そもそも社会運動とは何か;鶴見俊輔の社会運動論;押し流されながらの主体性;ためらいつつの社会運動論)
  • 終章 鶴見俊輔を「現在」こそ読む

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ