日本書紀の成立と伝来
著者
書誌事項
日本書紀の成立と伝来
雄山閣, 2024.2
- タイトル別名
-
日本書紀(にほんしょき)の成立(せいりつ)と伝来(でんらい)
- タイトル読み
-
ニホン ショキ ノ セイリツ ト デンライ
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注記
成城大学民俗学研究所研究事業(共同研究)「日本書紀の成立と伝来」の成果報告
収録内容
- 雄略紀朝鮮半島記事の編述 / 瀬間正之著
- 「和銅五年上奏日本紀」について / 加藤謙吉著
- 自敗自服する賊虜と日本書紀β群の編修 / 葛西太一著
- 『日本書紀』の「武」について / 小林真由美著
- 日本書紀講書と竟宴和歌 / 水口幹記著
- 倭国造・倭直氏の祖先伝承 / 篠川賢著
- 広域地名を冠する氏族から見る『日本書紀』 / 中村友一著
- 『日本書紀』の蝦夷関係記事に関する基礎的考察 / 永田一著
- 安閑后妃関係ミヤケの歴史的位置 / 堀川徹著
- 武渟川別の東国平定伝承について / 須永忍著
- 古代・中世移行期における神器と天皇 / 井上正望著
- 片岡山飢人説話の形成 / 三舟隆之著
- 山上憶良「世間の住まり難きを哀しみし歌」と「五節舞」 / 中川久仁子著
- 『日本書紀』崇峻即位前紀七月条と四天王寺の創建 / 榊原史子著
- 古代の鵜飼と贄 / 小川宏和著
- ヤマトタケル伝承と廬原国造 / 鈴木正信著
内容説明・目次
内容説明
日本古代史研究の基礎史料『日本書紀』。その『日本書紀』の記述がどのように生み出され、どのように伝わり、どのように受容されていったのか。日本古代史や国文学を専門とする16名の研究者が、それぞれの専門分野の視点から考究する。
目次
- 第1部 『日本書紀』の構造と受容(雄略紀朝鮮半島記事の編述;「和銅五年上奏日本紀」について―『古事記』の撰録をめぐる一つの臆説;自敗自服する賊虜と日本書紀β群の編修―太安万侶の関与をめぐって ほか)
- 第2部 『日本書紀』の氏族と天皇(倭国造・倭直氏の祖先伝承;広域地名を冠する氏族から見る『日本書紀』;『日本書紀』の蝦夷関係記事に関する基礎的考察―エミシ表記論の視点から ほか)
- 第3部 『日本書紀』の伝承と説話(片岡山飢人説話の形成―『日本書紀』『日本霊異記』『万葉集』から;山上憶良「世間の住まり難きを哀しみし歌」と「五節舞」;『日本書紀』崇峻即位前紀七月条と四天王寺の創建―「厩戸皇子」像の検討 ほか)
「BOOKデータベース」 より