「社会学」としての鶴見俊輔 : 「記号の社会学」の構想と意味の多元性

書誌事項

「社会学」としての鶴見俊輔 : 「記号の社会学」の構想と意味の多元性

寺田征也著

晃洋書房, 2024.2

タイトル別名

社会学としての鶴見俊輔 : 記号の社会学の構想と意味の多元性

鶴見俊輔 : 「社会学」としての : 「記号の社会学」の構想と意味の多元性

タイトル読み

「シャカイガク」トシテノ ツルミ シュンスケ : 「キゴウ ノ シャカイガク」ノ コウソウ ト イミ ノ タゲンセイ

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注記

日本学術振興会令和5年度科学研究費補助金事業(研究成果公開促進費 課題番号:23HP5132)の助成を受けたもの

参考文献: 巻末p5-13

人名索引: 巻末p1-2

事項索引: 巻末p3-4

収録内容

  • 鶴見俊輔についての語りの諸類型
  • 鶴見俊輔論の交錯
  • 鶴見俊輔の社会学的可能性
  • ディスコミュニケーション論の検討
  • プラグマティズムにおける民主主義とアナキズム
  • 「親問題」としての教育と知的生産
  • 大衆文化論の基礎視角としての「思想」
  • 「限界芸術」論の再検討
  • 鶴見俊輔の漫画の捉えかた
  • 鶴見俊輔の「笑い」論
  • 「社会学」としての鶴見俊輔
  • 鶴見俊輔における「信念」と「態度」の解離 : 多元的な鶴見像の再記述に向けて
  • 鶴見俊輔「旧蔵書」にみる思想形成の基盤

内容説明・目次

内容説明

鶴見俊輔の仕事を読み解き、より「開かれたもの」へ。その中にある豊かなアイディアを引き出す。鶴見俊輔の思想を「記号の社会学」として再構成する新しい試み。従来の鶴見俊輔論の整理と、プラグマティズムや大衆文化論の内在的検討を通じて、「記号の意味の『共通性』と『個別性』」の視点から大衆の知的生産の理論的・実践的把握を企図していたことを明らかにする。これからの鶴見俊輔研究のための礎石となる一冊。

目次

  • 第1部 鶴見俊輔の語られかた(鶴見俊輔についての語りの諸類型;鶴見俊輔論の交錯)
  • 第2部 鶴見俊輔「記号の社会学」の理論的基礎(鶴見俊輔の社会学的可能性;ディスコミュニケーション論の検討;プラグマティズムにおける民主主義とアナキズム;「親問題」としての教育と知的生産)
  • 第3部 鶴見俊輔の大衆文化論と「意味」(大衆文化論の基礎視角としての「思想」;「限界芸術」論の再検討;鶴見俊輔の漫画の捉えかた;鶴見俊輔の「笑い」論;「社会学」としての鶴見俊輔)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05757374
  • ISBN
    • 9784771038035
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xii, 274, 13p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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