もうひとつのライシテ : ケベックにおける間文化主義 (インターカルチュラリズム) と宗教的なものの行方
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もうひとつのライシテ : ケベックにおける間文化主義 (インターカルチュラリズム) と宗教的なものの行方
岩波書店, 2024.2
- Other Title
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Une autre laïcité : parcours de l'interculturalisme et du religieux au Québec
もうひとつのライシテ : ケベックにおける間文化主義と宗教的なものの行方
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Note
資料/引用文献: 巻末p9-25
人名事項索引: 巻末p1-8
Contents of Works
- 序章
- 「静かな革命」と宗教性の変貌
- 宗教から言語へ
- 間文化主義的なライシテの「誕生」
- 共和主義的なライシテの台頭
- 社会のなかの宗教
- 学校のなかの宗教
- 法廷のなかの宗教
- 終章
Description and Table of Contents
Description
北米にあってフランス語を唯一の公用語とするケベックでは、厳格な政教分離とは異なる間文化主義的なライシテが独自の発展を遂げてきた。そこに見られる調整の精神が、ポスト世俗と言われる現代社会において持つ意味とは。長年ライシテ研究を続けてきた著者が、ヴェール問題、宗教教育、裁判の事例にまで踏み込んで論じる。
Table of Contents
- 第1章 「静かな革命」と宗教性の変貌
- 第2章 宗教から言語へ―世俗的ナショナリズムとイタリア系移民コミュニティ
- 第3章 間文化主義的なライシテの「誕生」―多元的社会の共生理念
- 第4章 共和主義的なライシテの台頭―理念の実現か、理念からの逸脱か
- 第5章 社会のなかの宗教―ヴェール論争
- 第6章 学校のなかの宗教―「倫理・宗教文化」教育
- 第7章 法廷のなかの宗教―「宗教の自由」は西洋近代的「宗教」概念の再生産装置なのか
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