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新自由主義日本の軌跡

渡辺治著

(渡辺治著作集, 第13巻)

旬報社, 2024.3

タイトル別名

新自由主義日本の軌跡

タイトル読み

シンジユウ シュギ ニホン ノ キセキ

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内容説明・目次

内容説明

新自由主義は世界と日本をどう変えたのか。新自由主義とは、「自由な」市場のグローバルな拡大と競争の激化の下で、資本の活動の無制約な自由を回復することによってその競争力を強化し資本蓄積の拡大をめざす資本主義の新たな段階を示す概念である。新自由主義はなぜ台頭し世界に拡延したのかを分析し、日本における新自由主義の特殊な相貌を解明する。

目次

  • 1 「構造改革」で日本は幸せになるのか?(「構造改革」で日本は幸せになるのか?―「構造改革」に対決する「新しい福祉国家」への道)
  • 2 新自由主義と日本の新自由主義―その総括的検討(現代国家の変貌―グローバリゼーション・新自由主義改革・帝国主義;開発主義・企業社会の構造とその再編成;日本の新自由主義―ハーヴェイ『新自由主義』に寄せて;D・ハーヴェイ『新自由主義』の問題提起と日本における新自由主義の展開;コロナ禍の中の新自由主義―その歴史的位置・構造・矛盾)
  • 3 日本の新自由主義の開始・本格的展開(「政治改革」から保守二大政党制へ―開発主義国家体制の再編とその困難;企業支配構造の解体構想―『新時代の「日本的経営」』のねらうもの;橋本「行政改革」は日本をどこへ導くか;小泉政権の登場と参院選の政治的意義;小泉政治は何をめざしているのか―「構造改革」政治の確立;九・一一総選挙の結果と構造改革推進体制の確立;新自由主義戦略としての司法改革・大学改革;財界と「教育改革」)

「BOOKデータベース」 より

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