果樹とはぐくむモラル : ブラジル日系果樹園からの農の人類学

著者

    • 吉村, 竜 ヨシムラ, リュウ

書誌事項

果樹とはぐくむモラル : ブラジル日系果樹園からの農の人類学

吉村竜著

春風社, 2024.1

タイトル読み

カジュ ト ハグクム モラル : ブラジル ニッケイ カジュエン カラノ ノウ ノ ジンルイガク

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注記

博士学位論文『営農する日系人の民俗誌 : 現代ブラジル都市近郊農村における「果樹との対話」の根源』(東京都立大学, 2021年提出) を出版向けに編集したもの

年表: p[19]-[20]

参照文献: 巻末pv-xi

内容説明・目次

内容説明

農業の面白さと夢。ブラジルの地に渡った日系人たちが、人間・作物・生態環境の三者間関係のなかで「農を業に」してきたその軌跡を、営みを持続するに伴い培われてきた「モラル」に着目しながら描く、農の人類学。

目次

  • 農民、農業、農
  • 農から農業へ―中間層の日系人
  • 第1部 市場と向き合う日系人の「モラル」―連帯・協同・仲間意識(「自由」のなかの連帯;協同する日系人―日系協同組合の再編プロジェクト;日系人の仲間意識)
  • 第2部 作物と向き合う日系人の理念と実践―植生・知識・対話(柿と向き合う日系人―消費と流通の地域史;果樹と向き合う―経験知の獲得と伝達;果樹との対話から人との対話へ―技術支援の現場)
  • 果樹とはぐくむモラル

「BOOKデータベース」 より

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