読書装置と知のメディア史 : 近代の書物をめぐる実践
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読書装置と知のメディア史 : 近代の書物をめぐる実践
人文書院, 2024.2
- タイトル読み
-
ドクショ ソウチ ト チ ノ メディアシ : キンダイ ノ ショモツ オ メグル ジッセン
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注記
博士論文「読書装置と知のメディア史 : 近代日本における書物をめぐる実践」(東京大学大学院学際情報学府, 2019年提出)に大幅な加筆修正を施したもの
JSPS科研費(18K12919, 21K13437), 福島大学学内競争的研究資金の助成による成果
刊行にあたり日本学術振興会2023年度研究公開促進費(学術図書)による出版助成(23HP5125)を受けたもの
参考文献: p386-400
内容説明・目次
内容説明
明治から昭和戦前まで「読書」は、人々の知の伝達にどのような影響をもたらしたのか。また、読まないが知っているという「潜在的読書」の存在をどう理解するべきか。それは「書物―読む」という特権的な関係性を解除することで可能となる。書物をめぐる様々な行為と、これまで周縁化されてきた読書装置との関係を分析し、書物と人々の歴史に新たな視座を与える力作。
目次
- 問題の所在と本研究の方法
- 第1部 読書装置の黎明(明治民権運動における声と活字と書籍館―集会条例による政治/学術の区分の発生とその内外領域;明治後期の巡回文庫と地域組織―図書閲覧所から巡回文庫へ)
- 第2部 読書装置の普及(大正期における文庫の遍在―蔵書の多様化する形態と施設;大正期における図書館の爆発的増加―簡易図書館と小学校と地域組織)
- 第3部 蔵書なき読書装置の普及(大正期におけるパンフレット出版と社会主義知識の大衆的浸透―社会運動における学習会・研究会;昭和初期の社会運動と読書会・研究会;戦時下の読書運動と読書会)
- 読書装置と書物をめぐる実践の構図
「BOOKデータベース」 より