生者のざわめく世界で : 震災転移論 Hearing disquiet voices in this living world : on transference caused after disaster

書誌事項

生者のざわめく世界で : 震災転移論 = Hearing disquiet voices in this living world : on transference caused after disaster

磯前順一著

木立の文庫, 2024.3

タイトル読み

セイジャ ノ ザワメク セカイ デ : シンサイ テンイロン

内容説明・目次

内容説明

二〇二一年大晦日、物語はふたたび始まった。宮城は石巻から福島“第一原発”周辺を南下して―いわき湯本まで。社会の“心のざわめき”を…「謎めいた他者」の眼差しを…映すロードムービー。

目次

  • プロローグ クマちゃんが教えてくれたこと
  • 夢のはじまる 序幕 それは誰の声か―太陽を盗んだ男
  • 第1幕 石巻 傾聴論―翻訳不可能性
  • 第2幕 南相馬 死者論―謎めいた他者
  • すこし長めの 幕間 秘密の小部屋―謎めいた他者の眼差のもとで
  • 第3幕 双葉郡 戦後民主主義の行方―メドゥーサの瞳
  • 第4幕 いわき湯本 コトドワタシ論―想いを形にして伝える
  • 終わりのない 終幕 生者の国で言葉を紡ぐ―どこにもいないあなたへ
  • エピローグ 見えないものを語るために

「BOOKデータベース」 より

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