埃だらけのすももを売ればよい : ロシア銀の時代の女性詩人たち

書誌事項

埃だらけのすももを売ればよい : ロシア銀の時代の女性詩人たち

高柳聡子著

書肆侃侃房, 2024.2

タイトル別名

Поэтессы серебряного века

タイトル読み

ホコリ ダラケ ノ スモモ オ ウレバ ヨイ : ロシア ギン ノ ジダイ ノ ジョセイ シジン タチ

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注記

参考文献: p174-175

内容説明・目次

内容説明

詩集とはある世界観の具現であった。ロシア文学におとずれた興隆期「銀の時代」“1890〜1920年代”。ペテルブルクの古書店で偶然見つけた詩集を手がかりに、100年前の忘れられた15人の女性詩人たちのことばを拾い上げる。

目次

  • 1 遠い異国を見つめて(アデリーナ・アダーリス)
  • 2 もっとも忘れられた詩人(マリア・モラフスカヤ)
  • 3 戦争と詩を書くこと(アンナ・アフマートワ)
  • 4 詩は私の祈りである(ジナイーダ・ギッピウス)
  • 5 二つの魂を生きて(チェルビナ・デ・ガブリアック)
  • 6 私の身体は私のもの(マリア・シカプスカヤ)
  • 7 誰も見ぬ涙を詩にして(リュボーフィ・コプィローワ)
  • 8 風そよぐ音にも世界は宿り(エレーナ・グロー)
  • 9 「女の言語」を創出せよ(ナデージュダ・ブロムレイ)
  • 10 昼の太陽と幸福と、そして夜の闇と(テフィ)
  • 11 すべての詩は啓示となる(アデライーダ・ゲルツィク)
  • 12 わが歌は私が死んでも朝焼けに響く(ガリーナ・ガーリナ)
  • 13 テクストの彼岸にいる私(リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル)
  • 14 ロシアのサッフォーと呼ばれて(ソフィア・パルノーク)
  • 15 私は最期のときも詩人である(マリーナ・ツヴェターエワ)

「BOOKデータベース」 より

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