パインと移民 : 沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ
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パインと移民 : 沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ
新泉社, 2024.2
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パインと移民 : 沖縄石垣島のパイナップルをめぐる植民地化と土着化のモノグラフ
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パイン ト イミン : オキナワ・イシガキジマ ノ パイナップル オ メグル「ショクミンチカ」ト「ドチャクカ」ノ モノグラフ
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Japan International Research Center for Agricultural Sciences Library
625.82||Hir||||図書館190000135283
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参考文献: 巻末pi-xxi
博士学位請求論文「環境世界を創造する人びと : 沖縄・石垣島におけるパインと社会的承認」(立教大学, 2019) を大幅に改稿したもの
Description and Table of Contents
Description
石垣島では戦前から台湾などの移民がパイナップル生産に取り組み、缶詰の加工産業が栄え、地域経済を支える基幹産業へと成長を遂げた。貿易自由化等の影響でパイン加工産業が斜陽化していくと、生産者たちは試行錯誤を重ね、生果生産へ価値転換を図り、品質の優れた地域資源として根付くようになる。多層的な「植民地化」のもとで社会的承認を獲得してきた移民1世、2世たちの苦闘の生活史と社会史を跡づける。
Table of Contents
- 第1章 「植民地化」と「土着化」―なぜパインは原料から地域資源へと転換したのか
- 第2章 モノと人の関係と生活環境史―トータルな生活世界を見つめる
- 第3章 「中心」と「周辺」の入れ子構造―なぜパイン生産地は条件不利地域なのか
- 第4章 パイン産業と台湾系移民―パイン生産の草創から再生、興隆まで
- 第5章 パイン産業の斜陽化―モノカルチャー農業の「匿名性」
- 第6章 パイン産業の終焉と生産者の価値転換―「おいしさ」と「固有性」の創出
- 終章 パインと移民の社会的承認―「土着化」への転換過程における「承認をめぐる闘争」
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