ゲルマン諸語のしくみ

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ゲルマン諸語のしくみ

清水誠著

白水社, 2024.3

タイトル読み

ゲルマン ショゴ ノ シクミ

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注記

参考文献: p470-493

索引: p494-505

内容説明・目次

内容説明

英語やドイツ語をはじめとする、驚くほど多様な古今東西のゲルマン諸語の世界を、発音や文法などさまざまな側面から解説。

目次

  • ゲルマン諸語の世界―言語と方言のモザイク
  • 名詞の文法性と自然性―なぜ名詞には性があるのか
  • 性の変容―「男・女・中」から「両・中」/「男・非男」/「可算・不可算」へ
  • 複数形と名詞の語幹―1人乗りでもKinderwagen「乳母車」とはこれ如何に
  • 複数形と指小形、あるいは屈折と派生の狭間―Kind,Kinder,Kinderchen
  • 格の階層と文法関係―Singe,wem Sang gegeben!「歌える者は歌うがいい」
  • 属格と所有表現―Ist der Dativ dem Genitiv sein Tod?「与格は属格の死なのか」
  • 形容詞の強変化と弱変化―Unser t¨aglich Brot gib uns heute.「我らの日々の糧を今日も我らに与えたまえ」
  • 形容詞弱変化と弱変化名詞―O wir armen S¨under!「ああ、我ら哀れな罪人たち」
  • 形容詞混合変化と階層表示・平行表示・シンタグマ表示―Eine kleine Nachtmusik『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
  • 冠詞と指示代名詞―Schau im Traum’s Paradies.「夢の中で天国をごらん」
  • 人称代名詞―Er beugte sich ¨uber es.「彼はその子の上に身をかがめた」
  • 3人称・所有・再帰代名詞、「‐s/‐st動詞」―Was aber sch¨on ist,selig scheint es in ihm selbst.「美しいものはしかし、自らの内に浄福に輝く」
  • 2人称の表現―Warte nur balde,Ruhest du auch.「あわれはやわが身も憩わむ」
  • 不定詞と分詞―動詞の活用は「二刀流」
  • 動詞の強変化と弱変化、ウムラウト、人称語尾―「ゲーデ」(Geede)とは俺のことだとゲーテ(Goethe)言い
  • 強変化動詞、過去現在動詞、母音交替―Wie die Alten sungen,so zwitschern die Jungen.「子は親の鏡」
  • 過去形と完了形、時制・アスペクト・話法―Seit ich ihn gesehen「あの方にお会いしてから」
  • 不変化詞動詞(分離動詞)、句動詞、抱合動詞―Aufsteigt der Strahl「高く水柱の輝きは噴きのぼり」
  • 接頭辞動詞(非分離動詞)と動詞接頭辞―「雨が降る」(英rain/ドregnen)vs.「雨に降られる」(西フbereine)〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05850959
  • ISBN
    • 9784560089996
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    505p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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