信仰万華鏡 (カレイドスコープ) : カトリック時代エッセー

書誌事項

信仰万華鏡 (カレイドスコープ) : カトリック時代エッセー

川村信三著

サンパウロ, 2024.1

タイトル別名

信仰万華鏡

タイトル読み

シンコウ カレイドスコープ : カトリック ジダイ エッセー

内容説明・目次

内容説明

大学での対面授業の自粛、ミサへの出席の禁止、人びとの外出や活動の制限など、コロナ禍による未曽有の大きな混乱の中で、歴史学者であり、カトリック司祭である著者の透徹した洞察と思索は、はるか時空を超えて「万華鏡」のごとく輝きを放つ。本書は、気鋭のキリシタン研究者、川村信三神父による初のエッセー集である。

目次

  • 今よみがえる殉教者の姿
  • 秘跡の記憶
  • 高山右近の辞世
  • 『沈黙』についての違和感
  • 井上筑後守「転び」の陥穽
  • 能動的信徒覚醒のための緒
  • 宗教(派)間対話の根底にある「エキュメニズム」の真理
  • 浦上の「秘密教会」と「旅」のはじまり
  • 「彼らは何を信じていたのか」という問いへの疑問
  • 聖母月に想う
  • 「無慈悲の知」―最新脳科学が説き明かす人間性と歴史の教訓
  • キリスト教の歴史的功罪を問う人びとの声
  • 真の「英雄」とは?―映画『ハクソー・リッジ』と『沈黙―サイレンス―』との奇遇な一致
  • 家族の絆と信仰
  • 大友宗麟の器の大きさ
  • 伝統を紡ぐ
  • 最先端の科学技術者に「歴史」と「宗教」を語ることの意味
  • ベアト(福者)・ジュリアンの旅
  • 科学者はいかにキリストと教会を信じるのか
  • 和紙に魅せられた異国人〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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