近代日本牛肉食史 : 生産・供給・消費

書誌事項

近代日本牛肉食史 : 生産・供給・消費

野間万里子著

吉川弘文館, 2024.3

タイトル別名

近代日本牛肉食史 : 生産供給消費

タイトル読み

キンダイ ニホン ギュウニクショクシ : セイサン・キョウキュウ・ショウヒ

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注記

引用文献一覧: p168-173

博士学位論文「近代日本における牛肉食の史的研究 : 生産・供給と消費の相互連関に着目して」(京都大学, 2014) を基にしている

収録内容

  • 課題と視角
  • 新政府による牧畜・肉食奨励策
  • 煮込,牛鍋,西洋料理
  • 日露戦争を契機とする牛肉供給の多様化
  • 内地における高級肉生産の動き
  • 戦間期における牛肉供給の多様化
  • 生産・供給からみえる牛肉食の複層性

内容説明・目次

内容説明

近代以降に欧米文化の受容と共に拡大した日本の牛肉食。政府の主導と「開化」イメージの流行を軸に語られてきたその実態を、農耕用の役牛を中心とした既存の生産体制、前近代からの肉食文化、戦争を画期とする需要変化など、帝国圏全体の多元的な背景に光を当てて追究。生産・供給との相互関連という画期的視点から、牛肉消費の展開を解明する。

目次

  • 序章 課題と視角
  • 第1章 新政府による牧畜・肉食奨励策
  • 第2章 煮込、牛鍋、西洋料理―文明開化期における牛肉消費の三態と受容の論理
  • 第3章 日露戦争を契機とする牛肉供給の多様化
  • 第4章 内地における高級肉生産の動き―滋賀県における牛肥育
  • 第5章 戦間期における牛肉供給の多様化―山東牛と朝鮮牛を中心に
  • 終章 生産・供給からみえる牛肉食の複層性

「BOOKデータベース」 より

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