社会主義ベトナムのオペラ : 国家をかたちづくる文化装置

書誌事項

社会主義ベトナムのオペラ : 国家をかたちづくる文化装置

加納遥香著

彩流社, 2024.2

タイトル別名

Opera nhạc kịch Việt Nam

社会主義体制下のベトナムにおけるオペラ

タイトル読み

シャカイ シュギ ベトナム ノ オペラ : コッカ オ カタチズクル ブンカ ソウチ

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注記

博士論文『社会主義体制下のベトナムにおけるオペラ』(一橋大学, 2021年提出) を大幅に改訂したもの

参考文献: 巻末p29-48

関連年表: 巻末p51-54

索引: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

ベトナムはフランス植民地時代に持ち込まれた「オペラ」を受容し、「国家建設」を支える自国の文化として再構築、現在にいたるまで、時代に応じた作品を創作・上演してきた。ソ連や北朝鮮等、社会主義国の協力、ベトナムの対外意識、党・国家中央が理想とする国家像等、1954年以降のオペラに関する政策、作品、上演、言論を分析し、国家建設・運営におけるオペラの文化装置としての諸機能を解明する。

目次

  • 序章
  • 第1章 文化政策と組織編制(一九五四〜八六)
  • 第2章 音楽劇ジャンルの創出と展開
  • 第3章 「ベトナム」を表象する
  • 第4章 教養主義的な国家をめざして
  • 第5章 現代におけるベトナムのオペラ
  • 終章 考察と課題

「BOOKデータベース」 より

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