傷だらけの光源氏

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傷だらけの光源氏

大塚ひかり著

辰巳出版, 2024.3

Other Title

カラダで感じる源氏物語

Title Transcription

キズダラケ ノ ヒカル ゲンジ

Available at  / 5 libraries

Note

1996年ベネッセコーポレーションより刊行され、2002年にちくま文庫化した『カラダで感じる源氏物語』を、改題し大幅に加筆修正したもの

参考文献: p286-287

カラダとココロの『源氏物語』年表: p288-295

Description and Table of Contents

Description

光源氏をとりまく等身大な人間模様。あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女君…。紫式部が本当に描きたかったのは、“誰かの”ではなく、“自らの”人生を生きる女性だった。人気の古典エッセイストによるカラダ目線の『源氏物語』論。

Table of Contents

  • 第１章　感じるエロス（病気する体；抑圧のエロス；リアルな身体描写；ブスな女の現実感）
  • 第２章　『源氏物語』のリアリティ（ブスでもない美女でもない女の魅力；等身大の男たち；“光る源氏”のコンプレックス；リアリティへのこだわり）
  • 第３章　五感で感じる『源氏物語』（感じる視覚；感じる触覚；感じる聴覚；感じる嗅覚；感じない味覚）
  • 第４章　自分の心と体を生きる（感じる経済；感じる不幸；紫式部の「感じる能力」）

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