「くぐり抜け」の哲学

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「くぐり抜け」の哲学

稲垣諭著

講談社, 2024.2

Other Title

くぐり抜けの哲学

Title Transcription

クグリヌケ ノ テツガク

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Description and Table of Contents

Description

触れるでも、素通りするでもなく、「くぐり抜け」てみる。現象学から文学、社会学、生物学、人類学、リハビリテーション医療、舞踏、ゲーム・プレイ、男性性―現代社会の諸相に向き合い続けることで浮かび上がる「弱さ」の正体。個の強さが要請される今、他者とかかわり生き抜くための哲学的逍遙。共感とも感情移入とも違う、それは、「他者」を理解するための新しい方法論。

Table of Contents

  • 1章 「くらげ」をくぐり抜ける―くらげの現象学(くらげの生にせまる;くぐり抜けの方法論:現象学というアプローチ;手を作ること;くらげの人文学史;踊るくらげと倦怠)
  • 2章 「現代社会」をくぐり抜ける―プレイとゲームの哲学(至高性のない世界へ;民主主義の他者をくぐり抜ける;傷つきしものはゲームを愛する;「人間のふるさと」へ向かって)
  • 3章 「男性性」をくぐり抜ける―新しい人間のふるさとへ(ゲームに傷つけられる;(再)プレイとゲームの哲学;共感できないものに近づく;マイクロ・カインドネスを信じる)

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Details

  • NCID
    BD05859556
  • ISBN
    • 9784065345948
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    359p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
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