「くぐり抜け」の哲学
著者
書誌事項
「くぐり抜け」の哲学
講談社, 2024.2
- タイトル別名
-
くぐり抜けの哲学
- タイトル読み
-
クグリヌケ ノ テツガク
大学図書館所蔵 件 / 全40件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
触れるでも、素通りするでもなく、「くぐり抜け」てみる。現象学から文学、社会学、生物学、人類学、リハビリテーション医療、舞踏、ゲーム・プレイ、男性性―現代社会の諸相に向き合い続けることで浮かび上がる「弱さ」の正体。個の強さが要請される今、他者とかかわり生き抜くための哲学的逍遙。共感とも感情移入とも違う、それは、「他者」を理解するための新しい方法論。
目次
- 1章 「くらげ」をくぐり抜ける―くらげの現象学(くらげの生にせまる;くぐり抜けの方法論:現象学というアプローチ;手を作ること;くらげの人文学史;踊るくらげと倦怠)
- 2章 「現代社会」をくぐり抜ける―プレイとゲームの哲学(至高性のない世界へ;民主主義の他者をくぐり抜ける;傷つきしものはゲームを愛する;「人間のふるさと」へ向かって)
- 3章 「男性性」をくぐり抜ける―新しい人間のふるさとへ(ゲームに傷つけられる;(再)プレイとゲームの哲学;共感できないものに近づく;マイクロ・カインドネスを信じる)
「BOOKデータベース」 より