北斎と数学
著者
書誌事項
北斎と数学
東京美術, 2024.3
- タイトル別名
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Hokusai and mathematics
- タイトル読み
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ホクサイ ト スウガク
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内容説明・目次
内容説明
本書の真の目的は、「北斎と直接対話したい」という、無謀とも思えるテーマを模索することである。同時に、「数学とは何か?」というテーマも、筆者なりに考えていることを、併せて紹介したい。その方法として、「フィボナッチ数列」という「無限数列」を中心に据え、それを基盤にして考察するのが有効な方法だと考えた。本書で、「フィボナッチ数列」の基礎を学ぶという利点もある。数学のレベルは、「数3」入門程度である。「フィボナッチ数列」は実に魅力的で、小学生から大人まで楽しめる。キーワードは「無限」である。(「第零章 北斎と数学と哲学と」より)
目次
- 第1部 数学編 有限の中の無限(北斎と数学と哲学と;『冨獄三十六景』の開版時期は天保2年ではない!;北斎の偶然ではない構図;北斎の構図を数学で魅る(新藤螺旋α);北斎の構図を数学で魅る(新藤曲線β))
- 第2部 文学編 幽玄の中の夢幻(北斎の画論『略画早指南』;北斎の蝶と北斎の舟;北斎螺旋と江戸曲線;北斎螺旋と江戸曲線を重ねる)
「BOOKデータベース」 より