ケルト学の現在
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ケルト学の現在
三元社, 2024.3
- タイトル読み
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ケルトガク ノ ゲンザイ
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注記
参考文献: 巻末p89-120
事項索引: 巻末p7-10
人名索引: 巻末p11-20
書名索引: 巻末p21-27
収録内容
- ケルト学の理解のために / 梁川英俊著
- 古代ケルト人の紛争解決と集会 / 疋田隆康著
- アイスランドにおける『ブリタニア列王史』受容の諸相 / 林邦彦著
- 妖精と「ケルト」、そのつながりから見えてくるもの / 辺見葉子著
- グウェンフランのいたブルターニュ / 梁川英俊著
- ヴィクトリア朝のケルト人はなぜ「黒かった」のか / 森野聡子著
- エルネスト・ルナンの「ケルト諸人種の詩歌」について / 梁川英俊著
- マシュー・アーノルドにおける「ケルト的なるもの」の形成とその残影 / 不破有理著
- 近代日本における「ケルト」イメージの生成と「日本文学」 / 鈴木暁世著
- 新旧ウェールズ語訳聖書に見る継続性と現代性 / 小池剛史著
内容説明・目次
内容説明
“幻想”の宝庫というイメージを纏って喧伝される「ケルト」。―それはなぜか。紀元前五世紀から長大な時間をかけてケルト概念の上に堆積した歴史の塵を払い、“学”としてのケルトの魅力を描出する一〇篇の論攷。
目次
- 総論 ケルト学の理解のために(梁川英俊)
- 第1章 古代ケルト人の紛争解決と集会―古代ケルト人の評議会に関する一試論(疋田隆康)
- 第2章 アイスランドにおける『ブリタニア列王史』受容の諸相―歴史とロマンスの狭間で(林邦彦)
- 第3章 妖精と「ケルト」、そのつながりから見えてくるもの―ブリテン諸島におけるイメージ交錯の過程(辺見葉子)
- 第4章 グウェンフランのいたブルターニュ―「伝説」のバルドが創った「歴史」(梁川英俊)
- 第5章 ヴィクトリア朝のケルト人はなぜ「黒かった」のか―一九世紀のブリテン諸島におけるケルト人種論の展開(森野聡子)
- 第6章 エルネスト・ルナンの「ケルト諸人種の詩歌」について―ケルト人は「物のあはれ」を知るか(梁川英俊)
- 第7章 マシュー・アーノルドにおける「ケルト的なるもの」の形成とその残影―『ケルト文学の研究について』(一八六七年)再評価の試み(不破有理)
- 第8章 近代日本における「ケルト」イメージの生成と「日本文学」―ラフカディオ・ハーンの受容を起点として(鈴木暁世)
- 第9章 新旧ウェールズ語訳聖書に見る継続性と現代性―『ヨハネによる福音書』の動詞および動詞句構造の比較対照を中心に(小池剛史)
「BOOKデータベース」 より