人類の会話のための哲学 : ローティと21世紀のプラグマティズム
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書誌事項
人類の会話のための哲学 : ローティと21世紀のプラグマティズム
(Νύξ叢書, 08)
よはく舎, 2024.2
- タイトル読み
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ジンルイ ノ カイワ ノ タメ ノ テツガク : ローティ ト 21セイキ ノ プラグマティズム
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注記
博士論文「「文化政治」とプラグマティズム : リチャード・ローティの哲学史的評価をめぐって」(大阪大学大学院文学研究科, 2019.3受理)に大幅な加筆修正を施したもの
文献: p272-278
人名索引: p280-281
内容説明・目次
内容説明
ローティ論・プラグマティズムの新たな地平を開く1冊。国内の論争・国際的な紛争・戦争が絶えない今、人類がどのように「会話」をしうるか。その可能性をローティは古典哲学を乗り越え、プラグマティズムを通して提示している。朱喜哲は、ローティのみならず、ミサック、セラーズ、ブランダム等を通じ、そのローティの哲学を鮮やかな分析で解き明かした。
目次
- 分析哲学史の見直しとリチャード・ローティの立ち位置
- 第1部 ふたつのプラグマティズム―ミサック対ローティ(ニュープラグマティズムからの異議申し立て;「探求」か「会話」か)
- 第2部 規範性のプラグマティズム―セラーズからローティへ(分析哲学の規範的転回;セラーズの「規範性」概念を再考する;ローティにおける「理由と因果の二元論」とその克服)
- 第3部 「文化政治」とプラグマティズム―ローティからブランダムへ(「奈落の際で踊る哲学」としてのネオプラグマティズム;「文化政治」としての推論主義(一)ヘイトスピーチを分析する;「文化政治」としての推論主義(二)感情教育論を明晰化する)
- “人類の会話”のための哲学
「BOOKデータベース」 より