グローバリスト : 帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生
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書誌事項
グローバリスト : 帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生
白水社, 2024.3
- タイトル別名
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Globalists : the end of empire and the birth of neoliberalism
- タイトル読み
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グローバリスト : テイコク ノ シュウエン ト ネオリベラリズム ノ タンジョウ
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注記
原著 (Harvard University Press, 2018) の全訳
索引: 巻末pi-xxix
内容説明・目次
内容説明
ネオリベラルとは、市場原理主義者ではなく、実は、市場を包み込む“制度構築”を重視する専門家集団である。彼らは、国民国家に分かれた“政治”と世界で一体化した“経済”のあいだで均衡を保つ国際的な連邦を構想しながら、“経済憲法”を通じて世界秩序を実現しようと試みてきた。本書は、ハプスブルク帝国の灰塵のなかに始まり、WTOの創設で絶頂を迎える“知的プロジェクト”として、ネオリベラルなグローバリズムを読み解く知的論争の書である。
目次
- 序章 世界の諸秩序について考える
- 第1章 壁の世界
- 第2章 数字の世界
- 第3章 諸連邦の世界
- 第4章 諸権利の世界
- 第5章 諸人種の世界
- 第6章 諸憲法の世界
- 第7章 シグナルの世界
- 終章 単一の国民の存在しない人びとの世界
「BOOKデータベース」 より