「名づけられない」病いの軌跡 : 希少未診断の社会学
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「名づけられない」病いの軌跡 : 希少未診断の社会学
生活書院, 2024.2
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名づけられない病いの軌跡
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「ナズケラレナイ」ヤマイ ノ キセキ : キショウ ミシンダン ノ シャカイガク
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参考文献: p[195]-207
Description and Table of Contents
Description
彼/彼女たちは「名づけられない」病いにどのように対応し、どのように自身の生を築いているのか。公的支援・保障の埒外に置かれる、希少未診断をはじめとする「名づけられない」病者・患者たち。多くの「生きづらさ」を抱える人々にとっての“希望”となることを信じ、当事者の語りから、その「生」のプロセスを記述する労作。
Table of Contents
- 序章
- 第1章 診断に依拠できない患者の存在
- 第2章 疾患に規定されている医療社会学
- 第3章 疾患による病気の規定―難病政策と難病法を事例に
- 第4章 苦しみを表現する「言葉」をもてない者たち
- 第5章 働かなければならない患者と病人役割―看護師であり続けたOさんの語りを事例に
- 第6章 「名づけられない」患者の病人役割の取得過程と管理―医療資源の乏しい環境への移住を選択したAさんを事例に
- 第7章 病みの軌跡の援用可能性―希少がん患者であり、希少未診断患者でもあるSさんの語りを事例に
- 終章 軌跡をもたない者の苦しみ―多様化を強いられる希少未診断患者たち
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