鬼とはなにか : まつろわぬ民か、縄文の神か
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書誌事項
鬼とはなにか : まつろわぬ民か、縄文の神か
(河出文庫, [と5-5])
河出書房新社, 2024.3
- タイトル別名
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鬼とはなにか : まつろわぬ民か縄文の神か
- タイトル読み
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オニ トワ ナニ カ : マツロワヌ タミ カ ジョウモン ノ カミ カ
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注記
2019年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
主な参考資料: p216-217
内容説明・目次
内容説明
古来、来訪神は、海の彼方から、山奥から、見知らぬ世界から、つまり異世界・異次元から、鬼の姿で現れ、福音をもたらした。また、神武征服以前の土俗神たちも、異形の鬼として荒ぶる神となるが、転じて守護神となる。あずまえびす、怨霊、夜叉、鬼道、鬼門、様々な鬼に関する伝説などを考察しながら、鬼は神と捉える日本人の信仰心の原像に迫る。
目次
- 第1章 鬼のクーデター―あずまえびす、ヤマトに叛逆す
- 第2章 怨霊は鬼か―鬼となる怨霊、ならぬ怨霊
- 第3章 鬼を祀る神社―温羅伝説と国家統一
- 第4章 女が鬼になる時―舞い踊る夜叉
- 第5章 ヒミコの鬼道―神の道と鬼の道
- 第6章 鬼門という信仰―都人の祟り好き
- 第7章 異世界のまつろわぬ民―山人・海人・平地人
- 第8章 鬼の栖―縄文神への追憶
「BOOKデータベース」 より