「小さき社」の列島史
著者
書誌事項
「小さき社」の列島史
(法蔵館文庫, [う2-1])
法藏館, 2024.3
- タイトル別名
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小さき社の列島史
- タイトル読み
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チイサキ ヤシロ ノ レットウシ
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〈小さき社〉の列島史
2024.3.
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〈小さき社〉の列島史
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注記
平凡社2000年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「村の鎮守」と称される小さな神社はいかに成立し、現在に至る変遷を辿ってきたのか。本書は、日本列島に点在する小社のうち「印鑰社」「ソウドウ(崇道)社」「女体社」「ウナネ(宇奈根)社」を一社ごとに取り上げ、その名を冠する神社群に着目する。徹底的な現地調査と限られた文献を手がかりに、その歴史と信仰に考察を試みる。歴史学・民俗学・歴史地理学の垣根を超える意欲作を文庫化。
目次
- 第1章 印鑰神事と印鑰社の成立(国衙関係の印鑰社の研究状況;各国の印鑰社の現状と沿革;請印作法から印鑰神事へ;印鑰信仰の二次的性格)
- 第2章 早良親王御霊その後―崇道天皇社からソウドウ社へ(備後国大田荘の「宗道社」から;現存するソウドウ社の分布状況とその特徴;中世荘園における崇道社の存在形態;崇道社の鎮座地と古代地方官衙との関係;早良親王御霊の形成過程と崇道天皇御倉)
- 第3章 女人上位の系譜―関東地方の女体社の起源と性格(関東地方における女体社の分布状況;成立時期をめぐる問題;「女体」の語源と女体社の性格;後北条氏政権と女体社信仰)
- 第4章 「ウナネ」およびウナネ社について―伊賀・陸奥・上野・武蔵の事例から(古代・中世におけるウナネ社の存在形態;武蔵国の事例にみる「ウナネ」地名の特質)
「BOOKデータベース」 より