がん患者の集団になにができるか : 肺がんの罹患経験の社会学

著者

    • 齋藤, 公子 サイトウ, キミコ

書誌事項

がん患者の集団になにができるか : 肺がんの罹患経験の社会学

齋藤公子著

現代書館, 2024.2

タイトル読み

ガンカンジャ ノ シュウダン ニ ナニ ガ デキルカ : ハイガン ノ リカン ケイケン ノ シャカイガク

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注記

博士学位論文「肺がん患者たちが参加する集団活動についての社会学的研究」(立教大学, 2022年度) を改稿したもの

文献: pi-xi

内容説明・目次

内容説明

がん患者たちは集まって活動することで、それぞれの生き方の可能性を広げることができる。肺がん患者たちの集団活動に出合ったことで、私が受けた衝撃とはなんだったのか。「知識のやりとり」と「生きる権利の訴え」という二種類の活動に焦点を当て、迫っていく。重篤な病状(ステージ3、4)と向き合う人々のライフストーリーを検討していくなかで、彼ら彼女らが、集うことで社会や医療を変革し、連帯や希望をもたらしていることを明らかにしていく。

目次

  • 1章 課題の設定
  • 2章 近年のがん医療と肺がん医療
  • 3章 先行研究
  • 4章 調査概要
  • 5章 がんは人々の「生」にいかに影響するか―肺がん患者たちの語りから
  • 6章 肺がん患者たちによる「知識のやりとり」―集団内での活動
  • 7章 肺がん患者たちによる「生きる権利の訴え」―集団の外に向けた活動
  • 8章 がん患者の集団になにができるか―結論

「BOOKデータベース」 より

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