陸軍将校たちの戦後史 : 「陸軍の反省」から「歴史修正主義」への変容
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書誌事項
陸軍将校たちの戦後史 : 「陸軍の反省」から「歴史修正主義」への変容
新曜社, 2024.3
- タイトル別名
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陸軍将校戦友会の戦後史 : 元エリート軍人の世代間闘争と「責任意識」の変容
陸軍将校たちの戦後史 : 陸軍の反省から歴史修正主義への変容
- タイトル読み
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リクグン ショウコウ タチ ノ センゴシ : 「リクグン ノ ハンセイ」カラ「レキシ シュウセイ シュギ」エノ ヘンヨウ
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注記
博士論文「陸軍将校戦友会の戦後史 : 元エリート軍人の世代間闘争と「責任意識」の変容」(立命館大学, 2022年度提出) を原形としたもの
文献一覧: p237-243
事項索引: p244-249
人名索引: p250-252
収録内容
- 陸軍将校の戦後史を紐解く意義
- 偕行社の再結成
- 会の大規模化と靖国神社国家護持運動
- 「歴史修正主義」への接近と戦後派世代の参加
- 同窓会から政治団体へ
- 「陸軍将校の反省」の可能性と限界
内容説明・目次
内容説明
戦争体験者の「証言」と「記録」は、いかなる文脈から生み出されるのか。旧陸軍のエリートとして戦争の中枢にあった陸軍将校たち。彼らは戦後、政治活動からは距離を取り、親睦互助を目的とした偕行社を設立した。戦争を指導する立場にあった自身の責任とも向き合い、痛烈な自己批判も行っていた。しかし、ある時期を境に、彼らは「歴史修正主義」に接近し、会も政治団体としての性格を強めていく。その背景には何があったのか。陸軍将校たちの戦後史と、その戦争観の変容に迫る。
目次
- 序章 陸軍将校の戦後史を紐解く意義
- 第1章 偕行社の再結成
- 第2章 会の大規模化と靖国神社国家護持運動
- 第3章 「歴史修正主義」への接近と戦後派世代の参加
- 第4章 同窓会から政治団体へ
- 終章 「陸軍将校の反省」の可能性と限界
「BOOKデータベース」 より