身体の言語 : 十八世紀フランスのバレエ・ダクシオン

著者

    • 川野, 惠子 カワノ, ケイコ

書誌事項

身体の言語 : 十八世紀フランスのバレエ・ダクシオン

川野惠子著

水声社, 2024.2

タイトル別名

身体の言語 : 18世紀フランスのバレエダクシオン

タイトル読み

シンタイ ノ ゲンゴ : ジュウハッセイキ フランス ノ バレエ ダクシオン

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注記

参考文献: p295-310

収録内容

  • コンディヤックの言語思想
  • 「台詞」から「パントマイム」へ
  • メネトリエの「像の哲学」
  • メネトリエのバレエ論
  • カユザックのバレエ論
  • ノヴェールのバレエ論
  • 結論

内容説明・目次

内容説明

“台詞/ロゴス”から“身体”への転換点。18世紀に演劇的な筋立てをもつ舞踊作品が流行し、その動向は舞踊史において“バレエ・ダクシオン”と名付けられる―。コンディヤック、ディドロの言語論、メネトリエ、カユザック、ノヴェールの舞踊論をひもときながら、舞踊がひとつの芸術ジャンルとして確立する背景を丁寧に辿ることにより、“身体で語る舞踊”がいかにして誕生したのかを美学的視点から追求する。

目次

  • 第1部 十八世紀フランス言語論の動向―言語概念の拡大と芸術(コンディヤックの言語思想―『人間認識起源論』における二つの言語;「台詞」から「パントマイム」へ―ディドロの演劇改革と言語歴史論)
  • 第2部 十七世紀バレエ・ダクシオンの芽生え―舞踊の模倣芸術化(メネトリエの「像の哲学」―隠す精神と技;メネトリエのバレエ論―バレエのための『詩学』と構想の統一)
  • 第3部 十八世紀バレエ・ダクシオンの興隆―新しい言語の追求(カユザックのバレエ論―デュボス批判と新旧舞踊論争;ノヴェールのバレエ論―新しいアクシオン概念)

「BOOKデータベース」 より

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