自然法の再生
著者
書誌事項
自然法の再生
書肆心水, 2024.2
- タイトル別名
-
La Renaissance du droit naturel
自然法の再生
- タイトル読み
-
シゼン ホウ ノ サイセイ
大学図書館所蔵 件 / 全14件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
岩波書店 1927年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
近代から現代へ―自然法がもつ意味を問う。政治の手段、利益の技術にすぎない法への抗議。人権・憲法・国際法を自然法が基礎づけた時代から数世紀。対立する各宗教は存続し、世界国家の成立もない現代において、宗教者にも非宗教者にも共通するべき正義の基礎、理想への信念ないし信仰としてある自然法。自然法という名の法律的理想主義の意味の現代化を説き、自然法を否定する諸学派においてもそれを避けえない事情を明るみに出す。
目次
- 自然法学派―十七世紀及び十八世紀における
- 自然法の確認及び是認(人権宣言―カントの学説)
- 歴史学派
- 功利学派
- 社会学派又は実証学派
- 法律的理想主義の再生の諸原因と特徴
- 連帯主義
- 実用主義
- 内容の可変的なる自然法
- 自由なる科学的探究
- デュギー氏の客観的法の理論
- 法律と個人的良心との闘争
「BOOKデータベース」 より