幕末の社会変革と文芸 : 菊池・大橋家の文人たちの歩みを追って

書誌事項

幕末の社会変革と文芸 : 菊池・大橋家の文人たちの歩みを追って

佐藤温著

文学通信, 2024.2

タイトル別名

幕末の社会変革と文芸 : 菊池大橋家の文人たちの歩みを追って

タイトル読み

バクマツ ノ シャカイ ヘンカク ト ブンゲイ : キクチ・オオハシケ ノ ブンジン タチ ノ アユミ オ オッテ

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注記

菊池・大橋家略系図: p15

参考文献: p481-495

2014年3月東京大学提出博士論文「幕末の社会変革と文芸-菊池・大橋家の文人たちの歩みを追って」に基づき改稿 --あとがき、初出一覧

収録内容

  • 幕末の「文人」の姿と菊池・大橋家の人々
  • 富商大橋淡雅の文事と時局
  • 幕末の文人サークルと書画市場
  • 「文人」になることの意味
  • 詩人の夢見た理想郷
  • 「攘夷家」大橋訥庵像の形成過程
  • 文人「閑居」の戦略性
  • 幕末の志士が読む南宋の興亡
  • 菊池民子『倭文舎集』に見る商家婦人の文芸活動
  • 大橋巻子と『夢路の日記』
  • 『夢路の日記』の裏側
  • 『夢路の日記』の成立と伝播
  • 菊池・大橋家の人々にとっての文芸の意味

内容説明・目次

内容説明

激しく動揺する社会の有様をも詩中に詠み込み、その詩は志を同じくする文人たちへと伝播していく―。文芸に取り組むことが彼らにもたらしたものは一体何か。文人という存在の意味を探る。

目次

  • 幕末の「文人」の姿と菊池・大橋家の人々
  • 第1部 「文人」大橋淡雅の生きた幕末
  • 第2部 菊池教中の文人意識と『澹如詩稿』
  • 第3部 大橋訥庵と攘夷運動と文芸
  • 第4部 菊池・大橋家の女性たちと文芸
  • 菊池・大橋家の人々にとっての文芸の意味

「BOOKデータベース」 より

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