中世パリの装飾写本 : 書物と読者

書誌事項

中世パリの装飾写本 : 書物と読者

前川久美子著

工作舎, 2024.3

改訂新版

タイトル読み

チュウセイ パリ ノ ソウショク シャホン : ショモツ ト ドクシャ

大学図書館所蔵 件 / 45

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注記

近年出版された日本語の主要関連図書: p213

主要参考文献: p214-222

内容説明・目次

内容説明

一三世紀から一五世紀初めのパリ。王権の伸長、都市の繁栄、大学の創設、ノートルダム大聖堂の建立などを背景に、きわめて美しく豪華な装飾写本が多数生みだされた。書物が身近な存在となり、黙読が普及していくのもこの時代のことだった。文字と挿絵が共存する書物という場、それを読む読者の姿について思いを巡らせながら、写本装飾の変貌をたどる。中世写本美術の入門書であり、読書の歴史を語る書物論でもある。

目次

  • 図版編(『教訓聖書』(ウィーン二五五四番);『聖ルイの詩編』;『梨物語』;『マダム・マリーの祈禱書』;イヴ作『聖ドニの生涯と殉教』 ほか)
  • テクスト編(パリ写本装飾の始まり;ものがたる写本絵画;声から文字へ;聖書絵本の流行;中世パリの日常生活 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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