軍都久留米 : 近代都市への転換と地域の人々

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軍都久留米 : 近代都市への転換と地域の人々

山口淳著

花乱社, 2024.3

タイトル読み

グント クルメ : キンダイ トシ エノ テンカン ト チイキ ノ ヒトビト

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注記

参考文献: p291-294

内容説明・目次

内容説明

日清・日露戦争後の師団・聯隊増設の国策に伴い、軍隊を誘致した久留米。広大な土地の献納と多額の寄附金をもっての、官民挙げての活動の成果であった。建設工事や各種手配などで国・軍部の意向に時に翻弄されながらも、街は道路や通信などインフラが急速に整備され、活況を呈してゆく。そして物価高騰や地域・業種間など様々な格差、農地減少と離農、水源枯渇など“負”の代償も―。藩政末期から戦後の軍部解体期まで、資料で辿る国内有数の軍都の姿。

目次

  • 第1章 軍都の舞台 久留米
  • 第2章 軍隊の誘致
  • 第3章 軍は地域に何を求めたか
  • 第4章 兵営の建設
  • 第5章 かくして軍都となった
  • 第6章 久留米への選地理由
  • 第7章 軍は何をもたらしたか―久留米市の発展
  • 第8章 地域の人々と軍隊
  • 第9章 発展の陰で
  • 終章 「軍都久留米」の終焉

「BOOKデータベース」 より

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