器 : 幻想と復讐
著者
書誌事項
器 : 幻想と復讐
(パラダイムシフトの群像, Case005)
関西学院大学出版会, 2024.2
- タイトル別名
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Utsuwa : illusion and revenge
内田利惠子 : Style the script of a drama
- タイトル読み
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ウツワ : ゲンソウ ト フクシュウ
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注記
参考文献: p171-172
内容説明・目次
内容説明
個人のストーリーをアートとして捉え、次代に残す実験的な記録のシリーズ。最終回となる本作は、可動式の日本間=UTSUWAを生み出し、空間に個人がそれぞれの意味をそこに与えるという「意識の改革」を実践している建築家、内田利惠子氏がテーマ。スタイルは「舞台台本」。内田氏や、製作に関わる職人たちへのインタビューから導き出したキーワードをもとに、UTSUWAという空間なくしては成立しない舞台台本を創造する。
目次
- 第1部 「和室」という幻想、そして復讐(「器」と出会う;「縮減模型」の幻想;木の好きな建築設計士・内田利惠子;木と空間と時間―木工職人・前田秀幸;「風」に囲まれる日常―表具師・中野泰仁・智佳子;消滅してゆく「時間」―畳製作技能士・大江俊幸;大量生産の中で暮らせば、人も枯れる―ステンドグラス作家・和田友良;和室という問題意識;「和室」を見る目;復讐)
- 第2部 どのような戯曲にするのか(万物との複雑な関係;装置としての和室;他者の目によって与えられる「役割」;「器」の舞台と試作品について)
- 第3部 戯曲「器」
「BOOKデータベース」 より