痛みの「東北」論 : 記憶が歴史に変わるとき

書誌事項

痛みの「東北」論 : 記憶が歴史に変わるとき

山内明美著

青土社, 2024.3

タイトル別名

痛みの東北論 : 記憶が歴史に変わるとき

タイトル読み

イタミ ノ「トウホク」ロン : キオク ガ レキシ ニ カワル トキ

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内容説明・目次

内容説明

三陸の漁師たちの声、「外国人花嫁」たちの声、そして石牟礼道子や宮沢賢治、森崎和江らの声が響き合い、時空を超えて“東北”の実相を浮かび上がらせる。東日本大震災の直後から今に至る軌跡が綴られる、歴史の声のかたち。

目次

  • 南三陸“感情島”
  • 南三陸“感情島”―海と生きる
  • “東北”が、はじまりの場所になればいい
  • ポスト311課題先進地から考える、もうひとつの社会構想
  • 水俣を継承する“東北”へ
  • “転生”するブドリ
  • 生産ナショナリズム以後と“呪われた部分”
  • 精神の離散と祈り
  • 苦海浄土と三月一一日の祈り
  • 自感する宇宙
  • 明日なき“世界”―つぎつぎとなりゆく犠牲
  • 東日本大震災からの一〇年目 そして、関東大震災から九八年目に
  • 共時的記憶の“世界”
  • 女性視点から考える“三陸世界”
  • “三陸世界”に生きるということを学ぶ
  • 日本型複合差別‐試論―核をめぐるインターセクショナリティ
  • 無名の思想―森崎和江のさいはて
  • 水俣病事件一〇〇年目に、“東北”から

「BOOKデータベース」 より

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