アメリカン・クラシックス : 進化論的視座から読むアメリカの古典

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アメリカン・クラシックス : 進化論的視座から読むアメリカの古典

ジュディス・P・サンダース著 ; 小沢茂訳

風媒社, 2024.3

タイトル別名

American classics : evolutionary perspectives

アメリカンクラシックス

タイトル読み

アメリカン・クラシックス : シンカロンテキ シザ カラ ヨム アメリカ ノ コテン

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注記

原著 (Academic Studies Press, 2018) の全訳

引用文献: p488-517

内容説明・目次

内容説明

“進化論批評”がもたらす新たな洞察。フランクリン、ホーソン、ソロー、トウェイン、イーディス・ウォートン、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ…アメリカ文学史上に輝く文学作品を「進化論批評」を用いて考察、批評史に新たな1ページを加える画期的論考。長い間親しまれてきた名作に、予期せぬ洞察をもたらす。

目次

  • 第1章 ベンジャミン・フランクリン自伝:社会的動物のサクセスストーリー
  • 第2章 ホーソンの「僕の親戚、メイジャ・モリヌー」に見る縁故主義
  • 第3章 ソロー『ウォールデン』のバイオフィリア
  • 第4章 「ぼく自身の歌」に見えるベイトマンの原理:ホイットマンと熱い男
  • 第5章 非適応的行動と作者の企図:ハックルベリー・フィンの父親
  • 第6章 女の恨み:「柘榴の種」と『イーサン・フローム』における配偶者維持戦略
  • 第7章 シャーウッド・アンダーソンの「つかなかった嘘」における男性の生殖戦略
  • 第8章 『グレート・ギャツビー』:配偶者略奪の珍しい事例
  • 第9章 エドナ・セント・ヴィンセント・ミレイの詩における女性の性戦略
  • 第10章 哲学と適応度:ヘミングウェイの「清潔で、とても明るいところ」と『日はまた昇る』
  • 第11章 ハーストンの「金メッキの75セント」における親の確信
  • 第12章 男性の求愛誇示行動における芸術の役割:ビリー・コリンズの「セレナーデ」

「BOOKデータベース」 より

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