書誌事項

翻訳としての文学 : 流通・受容・領有

松本和也編

(神奈川大学人文学研究叢書, 51)

水声社, 2024.3

タイトル別名

翻訳としての文学 : 流通受容領有

タイトル読み

ホンヤク トシテノ ブンガク : リュウツウ・ジュヨウ・リョウユウ

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収録内容

  • 序 : 書かれた言葉を読む / 松本和也執筆
  • ラルフ・ウォルド・エマソンとドイツ翻訳理論 / 古屋耕平執筆
  • 十九世紀フランス詩の日本における受容 : マルスリーヌ・デボルド゠ヴァルモールの場合 / 岡部杏子執筆
  • 一九一七年、近代日本文学の翻訳事件 : その輪郭と時代性 / 吉田遼人執筆
  • 同時代小説としての中国文学と創作における日本語 : 『改造』「現代支那号」(一九二六年七月)について / 中村みどり執筆
  • 佐々木高政英訳「吉備津の釜」(『雨月物語』)と掲載誌『英語研究』 : 戦時下日本文学翻訳の一面 / 山本亮介執筆
  • フィリピン徴用時代の三木清による文化工作言説 / 松本和也執筆

内容説明・目次

内容説明

「書かれた言葉を読む」とはどのような営為なのか。異なる時代、地域、テーマの交錯点となった言語は、いかに翻訳、受容され、時の読者にどのように敷衍されていったのか―。日本、フランス、アメリカ、中国など各国の近代文学を手がかりに考察する。

目次

  • 序―書かれた言葉を読む
  • ラルフ・ウォルド・エマソンとドイツ翻訳理論―ゲーテの影響を中心に
  • 十九世紀フランス詩の日本における受容―マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの場合
  • 一九一七年、近代日本文学の翻訳事件―その輪郭と時代性
  • 同時代小説としての中国文学と創作における日本語―『改造』「現代支那号」(一九二六年七月)について
  • 佐々木高政英訳「吉備津の釜」(『雨月物語』)と掲載誌『英語研究』―戦時下日本文学翻訳の一面
  • フィリピン徴用時代の三木清による文化工作言説

「BOOKデータベース」 より

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