文鳥
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文鳥
(角川文庫, 24084 . 100分間で楽しむ名作小説||100プンカン デ タノシム メイサク ショウセツ ; [100-な-1-1])
KADOKAWA, 2024.3
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ブンチョウ
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Note
『文鳥・夢十夜・永日小品』(角川文庫, 昭和31年9月)を底本に再編集し、「琴のそら音」は『漱石全集 第三巻』(角川書店, 昭和35年9月)を底本としたもの
叢書番号はブックジャケットによる
Contents of Works
- 文鳥
- 夢十夜
- 琴のそら音
Description and Table of Contents
Description
がらんとした書斎にひとりこもっていると、訪ねてきた三重吉が「鳥をお飼いなさい」と言った。やがて連れてこられた文鳥は、立派な漆塗りの篭にうずくまり、小さくて真白、美しい声でちちと鳴く。真黒な瞳と華奢な足、淡雪の精のような文鳥をじっと毎日観察し、おそるおそる餌をやり世話をしてみたものの、やがてかそけき命は失われてしまい―。
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