羅城門に啼く
著者
書誌事項
羅城門に啼く
(新潮文庫, 11774,
新潮社, 2024.4
- タイトル読み
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ラジョウモン ニ ナク
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注記
単行本: 令和2年刊
内容説明・目次
内容説明
平安の都は荒れ果てていた。親に名前もつけてもらえず、一生消えぬ傷痕を背負ったイチにとって、盗みも殺めるのも生き延びる手段だった。そこに聞えてくる空也上人の念仏。反発しながらも上人に従うイチは、ある時瀕死の遊女を救う。初めて感じる人のぬくもり。だが、過去を知る男が現れる。蘇る悪夢、赦されぬ罪、慟哭…。地べたに生きる人々の魂の再生を力強く描く傑作。京都文学賞受賞。
「BOOKデータベース」 より