紫式部はなぜ主人公を源氏にしたのか
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紫式部はなぜ主人公を源氏にしたのか
PHP研究所, 2024.4
- タイトル読み
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ムラサキシキブ ワ ナゼ シュジンコウ オ ゲンジ ニ シタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
栄華を極めた道長は何を恐れたのか。光源氏が賜姓源氏でなければならなかった理由。なぜ実在の冷泉帝と同名の天皇が物語に登場するのか。光源氏が准太上天皇という最高位まで昇り詰める理由。『源氏物語』と『平家物語』の共通点。『源氏物語』のストーリーは、明確な目的があって描かれている!
目次
- 第1章 道長はなぜ『源氏物語』を必要としたのか(他氏排斥で成立した藤原摂関家の二百数十年;皇太子を退かせ、天皇に退位を迫る藤原氏 ほか)
- 第2章 奈良時代から続く藤原氏の政治手法(一大勢力となった嵯峨源氏;良房が「天皇代理」になれた裏事情 ほか)
- 第3章 『源氏物語』の不可解な謎(不遇な十代を過ごした紫式部;一条天皇への特別な献上品だった『源氏物語』 ほか)
- 第4章 物語文学は怨霊信仰が生み出した(『古今和歌集』編纂の真の意図とは;六歌仙に日本一の美男美女がいる理由 ほか)
「BOOKデータベース」 より