伝統社会の司法利用 : 東西比較の可能性
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伝統社会の司法利用 : 東西比較の可能性
大阪大学出版会, 2024.2
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デントウ シャカイ ノ シホウ リヨウ : トウザイ ヒカク ノ カノウセイ
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Note
共同研究「伝統社会の司法利用 : 利用者行動の実証的分析による東西比較法史研究」(科研費研究番号: 20H01416)の成果を1冊にまとめたもの
JSPS科研費研究成果公開促進費(課題番号23HP5178)の助成を受けたもの
索引: p341-346
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 伝統社会の司法利用―利用者行動の実証的分析による東西比較の可能性
- 第1部 刑事事件の司法利用(イタリア中世都市における公的司法の利用と裁判外の正義―紛争当事者、地区代表、執政府の平和の試み;請願と交渉―16・17世紀の魔女裁判をめぐるinfrajustice;近世ヘッセンの下級刑事裁判権における紛争、逸脱行為と司法利用)
- 第2部 民事事件の司法利用(債権回収から高利貸し告発へ―キリスト教社会の信用ネットワークと司法利用;帝国最高法院における魔女―名誉棄損訴訟の利用可能性の考察;植民地台湾における土地紛争の司法利用;明治前期の勧解・裁判における当事者の役割―「願」と「請」の意味するもの)
- 第3部 司法利用からみた比較研究の可能性と課題(概念発案者からの論点提示;法社会学から見た司法利用研究;司法利用とインフラジャスティス―比較研究の可能性と課題;ヨーロッパ近世(1500−1800年)の司法利用と医療利用―類似点、相違点、展望)
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