〈学知史〉から近現代を問い直す
著者
書誌事項
〈学知史〉から近現代を問い直す
有志舎, 2024.3
- タイトル別名
-
学知史から近現代を問い直す
- タイトル読み
-
ガクチシ カラ キンゲンダイ オ トイナオス
大学図書館所蔵 全49件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の編者: 斎藤英喜, 山下久夫, 星優也
本書に関連する主要文献年表: p402-423
収録内容
- 大正デモクラシー期-一九四五年
- 「日本ファシズム」と天皇霊・ミコトモチ論 / 斎藤英喜
- 一九二〇年代における国体論者間の知的交流について / 西田彰一
- 学知としての「帝国の歴史学」 / 沈熙燦
- 山口麻太郎の一国民俗学批判とその背景 / 中野洋平
- 戦時下の『源氏物語』から見る国策と学問 / 藤巻和宏
- アジア・太平洋戦争期の山崎闇斎研究 / 松川雅信
- 占領期-一九五〇年代
- 尾藤正英と「民族の文化について」 / 三ツ松誠
- 歴史学の境界を揺さぶる実践 / 高田雅士
- 「伝統芸術の会」と民俗芸能 / 黛友明
- 「民衆宗教」言説と気まずい隣人たち / 永岡崇
- 高度経済成長期-一九七〇年代
- 六〇年安保と知識人 / 鎌倉祥太郎
- 「民族」概念をめぐる学知の転換点 / 田中聡
- 網野善彦と桜井好朗の学知史 / 星優也
- ポスト全共闘の学知としてのオカルト史研究 / 栗田英彦
- 戦前-戦後を通した学知の変容と対話
- 「文献学者宣長」像をめぐる国学の学知史 / 山下久夫
- 英雄時代論にみる文学と歴史 / 三浦佑之
- 「共同体」からの抵抗 / 末次智
- 「アイヌ文化期」概念の形成と展開 / 蓑島栄紀
- 縄文の「発見」と神話学 / 平藤喜久子
内容説明・目次
内容説明
歴史学、国文学、民俗学、神話学、思想史研究などの枠組みを超え、現代という閉ざされた時代の現実と、人文学研究の閉塞状況をともに打ち破る方向を見通す試み。
目次
- 第1部 大正デモクラシー期〜一九四五年(「日本ファシズム」と天皇霊・ミコトモチ論―丸山真男、橋川文三、そして折口信夫;一九二〇年代における国体論者間の知的交流について―井上哲次郎・筧克彦・上杉慎吉;学知としての「帝国の歴史学」―近代史学史の再検討のために;山口麻太郎の一国民俗学批判とその背景―一九三〇年代の地域・地域性概念の在り処を手がかりに;戦時下の『源氏物語』から見る国策と学問―「学知」は誰のものか;アジア・太平洋戦争期の山崎闇斎研究―平泉澄と阿部吉雄)
- 第2部 占領期〜一九五〇年代(尾藤正英と「民族の文化について」;歴史学の境界を揺さぶる実践―国民的歴史学運動が目指したもの;「伝統芸術の会」と民俗芸能―一九五〇年代の隠れた文脈;「民衆宗教」言説と気まずい隣人たち―創価学会の場所)
- 第3部 高度経済成長期〜一九七〇年代(六〇年安保と知識人―「大衆」をめぐる認識の布置;「民族」概念をめぐる学知の転換点―「人民」概念との関係を軸として;網野善彦と桜井好朗の学知史―一九七〇年代中世史研究の一面;ポスト全共闘の学知としてのオカルト史研究―武田崇元から吉永進一へ)
- 第4部 戦前〜戦後を通した学知の変容と対話(「文献学者宣長」像をめぐる国学の学知史―芳賀矢一・村岡典嗣・西郷信綱・子安宣邦・百川敬仁;英雄時代論にみる文学と歴史―西郷信綱と石母田正;「共同体」からの抵抗―山下欣一の初期論文を読む;「アイヌ文化期」概念の形成と展開―近代日本の学知と「アイヌ」史;縄文の「発見」と神話学)
「BOOKデータベース」 より