民主主義は甦るのか? : 歴史から考えるポピュリズム

書誌事項

民主主義は甦るのか? : 歴史から考えるポピュリズム

細谷雄一, 板橋拓己編著

慶應義塾大学出版会, 2024.3

タイトル読み

ミンシュ シュギ ワ ヨミガエル ノカ? : レキシ カラ カンガエル ポピュリズム

大学図書館所蔵 件 / 58

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • 衰退する民主主義 / 細谷雄一著
  • 戦間期ヨーロッパにおける民主政の崩壊とファシズム・権威主義の浸透 / 板橋拓己著
  • オランダの経験 / 水島治郎著
  • イギリスの経験 / 山本みずき著
  • オーストリアの経験 / 高橋義彦著
  • ドイツの経験 / 長野晃著
  • 戦間期日本の政党内閣 / 五百旗頭薫著
  • 民主主義をめぐる帝国期日本の教訓 / 村井良太著
  • なぜ戦前日本の民主化途上体制は崩壊したのか / 竹中治堅著
  • ブレグジットにひそむ記憶と忘却 / 藤山一樹著
  • ロシアのポピュリズム的個人支配体制 / 大串敦著
  • 現代日本のポピュリズム / ジョン・ニルソン=ライト著 ; 長野晃訳
  • ポピュリズムを考える / 板橋拓己著

内容説明・目次

内容説明

世界の潮流は、ポピュリズムを背景にした権威主義体制や、大衆迎合的な政策によって大きく変動している。戦間期(1920〜30年代)、戦後から現在までの各国の動きを歴史的視点から探り、民主主義との関係をめぐって問題提起する注目の書。

目次

  • 衰退する民主主義―歴史から考える民主主義とポピュリズム
  • 第1部 戦間期ヨーロッパの教訓(戦間期ヨーロッパにおける民主政の崩壊とファシズム・権威主義の浸透;オランダの経験―戦間期民主主義における「三つの挑戦」;イギリスの経験―「議会主義への懐疑」と「自由放任の終焉」;オーストリアの経験―「非」ポピュリズム的なファシズム?;ドイツの経験―エルンスト・ルドルフ・フーバーと「ナチズム」)
  • 第2部 戦間期日本の教訓(戦間期日本の政党内閣―緊張・生命・国体;民主主義をめぐる帝国期日本の教訓―かつて日本でも民主的後退があった;なぜ戦前日本の民主化途上体制は崩壊したのか)
  • 第3部 現代における危機(ブレグジットにひそむ記憶と忘却―“一九四〇年”の呪縛?;ロシアのポピュリズム的個人支配体制―その成立と問題点;現代日本のポピュリズム―ノスタルジーとロマン主義)
  • 付論 ポピュリズムを考える

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ