鎌倉仏教のミカタ : 定説と常識を覆す
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鎌倉仏教のミカタ : 定説と常識を覆す
(祥伝社新書, 698)
祥伝社, 2024.4
- タイトル読み
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カマクラ ブッキョウ ノ ミカタ : テイセツ ト ジョウシキ オ クツガエス
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内容説明・目次
内容説明
この見方で、日本史の奥行きが広がる。「鎌倉仏教とは近代が生み出した幻想である」。宗教学者の島田裕巳は言う。日本中世史学者の本郷和人は、その主張に驚き、「宗派の枠を外して考える」ことに興奮する。やがて対談は白熱、定説や常識が次々と覆されていく。法然は『選択本願念仏集』を書いていない!?『歎異抄』は親鸞の言葉ではない!?踊念仏は興行!?栄西は「ヨウサイ」と読む!?葬式を発明したのは曹洞宗!?日蓮の予言・奇跡はどこまで真実か!?などなど。日本史の画期である鎌倉時代、その時代に生まれた鎌倉仏教を、これまでとは異なる視点で読み解くことで、日本史がより広がりをもって迫ってくる。
目次
- はじめに 日本史における鎌倉仏教
- 序章 鎌倉仏教の誕生
- 第1章 法然―穏健で過激!?平安仏教から離れた最初の宗祖
- 第2章 親鸞―謎だらけの生涯と、巨大教団になった理由
- 第3章 一遍―踊念仏に、宗教の根源を見る
- 第4章 奈良・平安仏教vs.鎌倉仏教
- 第5章 栄西、道元―禅宗から読み解く「悟り」の本質
- 第6章 日蓮―原理主義を貫いた孤高のカリスマ
- 第7章 その後の鎌倉仏教
- 終章 なぜ今、鎌倉仏教なのか
- おわりに 宗教の衰退と、今後の日本仏教
「BOOKデータベース」 より