音盤を通してみる声の近代 : 日本、上海、朝鮮、台湾

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音盤を通してみる声の近代 : 日本、上海、朝鮮、台湾

劉麟玉, 福岡正太編著 ; 細川周平 [ほか] 著

スタイルノート, 2024.3

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音盤を通してみる声の近代 : 日本上海朝鮮台湾

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オンバン オ トオシテ ミル コエ ノ キンダイ : ニホン シャンハイ チョウセン タイワン

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Note

その他の著者: 黄裕元, 王櫻芬, 山内文登, 長嶺亮子, 尾高暁子, 垣内幸夫

Description and Table of Contents

Description

なぜこの百年のレコード史を追っているのか。東アジアの関係史を聴く。グローバリゼーション、資本主義、植民地主義が複雑に交錯する東アジアのレコード史。東アジアの歴史を、音盤を通して様々な角度から探求する。

Table of Contents

  • 総説 蓄えられた声を百年後に聴く―私たちはなぜこの百年のレコード史を追っているのか
  • 第1部 東アジアのレコード産業―声の近代(日本の円筒録音時代―声の再生、模倣、保存;日本統治時代における台湾レコード産業と「台湾盤」の市場メカニズム;台湾テイストを作り出す―日本蓄音器商会の台湾レコード制作の戦略を探る;「新譜発売決定通知書」を通してみる台湾コロムビアレコード会社と日本蓄音器商会の間の「対話」―戦争期のレコード発売状況の調査を兼ねて(一九三〇〜一九四〇年代);写音的近代と植民地朝鮮、一八九六〜一九四五)
  • 第2部 東アジアのレコード音楽の諸相―声の平行と交錯(草津節―お座敷からレコードへ、そして外地へ;戦前・戦中台湾のコロムビアレコードの音から歌仔戯と新興劇の音楽の繋がりをさぐる;清朝末期から中華民国期の崑曲SPレコード―吹込者と録音内容にたどる近代伝統劇界の変遷;義太夫節・パンソリ・蘇州弾詞の歴史的音源に聴く演奏様式の変容)

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